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What one likes, one will do well 〜好きこそ物の上手なれ〜

寄り道しながらも、最後は昔から好きな物理とプログラミングに戻ってくる。そんな男の思いをつづるブログです。

育休を2年間とってみて~取得から出産まで~

育休をとるまで

2014年5月から2016年3月まで約2年間の育休をとりました。3人の子どもがいて、1人目が産まれた時は特に休みませんでした。2人目が産まれた時は1カ月午後休をとりました。そして3人目が産まれるのをきっかけに育休をとることにしました。

 育休をとるにあたっては、悩みました。育休や育メンって言葉がはやり、育児に参加する男性の数は増えていると思うし、実際に育休をとったと言う話も聞くようになりました。一方で育休をとる男性は少数派で、その後のキャリアも心配でした。会社では男性が育休をとるのはゼロではなかったものの、やはり少数派。上司に話をしたときは「男性ってとれるの?」って反応でした。

 

3人目が妊娠する前から仕事は大忙しでした。タクシー帰りか会社の近くのホテルで寝る毎日。ほとんど家には帰れず、帰っても朝起きて会社に行くだけなので、家族ともほとんど顔を合わせない日々を送っていました。特に子どもとの関わりは、ほとんどない状態が続きました。

そんな中3人目の妊娠がわかりました。妊娠がわかったものの仕事の忙しさは変わらず、相変わらず家に帰れない毎日。妊娠の初期は体を大切にしないといけないことはわかっているのですが、妻は2人の子どもの世話を1人でしていて、自分の体をいたわることもできない状態。私は仕事が忙しくそんなことも分かってあげられない状態でした。

そのうち私自身も仕事が体力的にも精神的にもきつくなってきて、体調にあらわれるようになってきました。胸が痛くなってきたり、体調を崩して点滴をしたり、ひどい状態になっていました。

出産にあたっては、一度休んでリセットしないと私自身も壊れるし、家族も崩壊するのではないかと思いました。それでも育休をとるのは悩みましたが、私の気持ちと、妻の後押しもあり、育休をとることを決意しました。

 

育休の話を会社に初めてしたのは、育休開始の半年以上前だったと思います。間に上司が変わったりと色々あったので、正式に話をできたのは2,3カ月前だったと思います。育休をとることを決めたら、会社も理解を示してくれて、話は比較的スムーズに進みました。期間に余裕を持って話をしておいたので、引継や体制変更など事前の準備期間が十分にとれたのはよかったです。

育休を開始して

育休が開始した時は、長男が小学校入学、次男が2才でした。三男が産まれる少し前から休み始めて、最初は妻に教えてもらいながら家事を覚えました。

またせっかくの育休なので子どもに思いっきり関わろうと思い、小学校のPTAに参加しました。PTAと言うとママが主体のところが多いです。長男の小学校も同様で、男性は一人でした。。。

長男は小学校に入学したのですが、幼稚園の間は勉強を全くしていなかったです。私の考えで勉強は小学校からで十分と思っていました。しかし最近はひらがなの読み書き、最低でも自分の名前は書けるのが当たり前のようです。うちの子はほとんどできませんでした。そこで育休中のパパの登場です。毎日宿題を見た後、ひらがなの特訓が始めりました。

次男はスポーツクラブのプレスクールに行くようになりました。毎日のバスの送り迎えはパパが担当です。プレスクールは月に何度かは参観があり、夏祭りや運動会など色んなイベントもあったため、それには必ず出席するようにしました。参観は平日に行われるため、仕事をしていたら行けません。育休だからこそ参加でき、子どもの成長がみられることはとても有意義でした。

三男の出産

いよいよ三男が出産です。お兄ちゃん二人の時もちょうどタイミングがよく、立会出産できましたが、三男ももちろん立会ました。思えば長男の時は私自身が何をしてよいかわからず一緒にパニックになっていました。次男の時は大分落ち着きをもって立会できたと思います。三男の時は余裕を持って立会ができて、声掛けや気づかえることが出来たと思います。

出産は生死をかけた大変なことですから、ママが体力的にも精神的にも大変なのは当然なこと。そこに一緒にいるパパが余裕を持って声をかけたり、体をさすったり、サポートするのが大切だと思います。

三男は、元気よく産まれてきて、すぐに泣きはじめました。元気な泣き声を聞けてとても嬉しかったことを覚えています。

出産の後。主夫って大変

出産の後は、ママと三男はしばらく病院で過ごします。昨日までいた妻がいなくなり、私一人で二人の子どもの面倒を見ないといけません。(この時は、親がヘルプに来ていましたが)

朝起きて食事の準備、二人を送り出し、洗濯、掃除。その頃に次男は帰ってきます。昼食を食べさせて、一段落と思いきや、まだ言うことが聞けない時期で、ゆっくり休むこともできません。テレビを見せたりするのですが、すぐに抱っこになってずっと抱っこしているような状態でした。そうしているうちに長男が帰宅。宿題を見て、その後ひらがなの特訓。そうこうしているうちに、夕食の準備をしなければいけません。夕食の準備ができて食べさせて、お風呂に入れたら寝る時間。(我が家は8時に寝ます)一日動いていたので、子どもと一緒に寝てしまいます。

主婦って言うと昔から「三食昼寝付き」って言いますけど、そんな生易しい物ではないと思います。主夫をやってみて、仕事の方が楽って思うことも多々あります。そもそも家事をやっていると休みがありません。朝から夜寝るまで仕事はたくさんあります。土日も休みではありません。

その上子どもの面倒を見ながら家事をするのが大変です。と言うのは色々やることはあるのに、子どもが泣きだした、抱っこをせがむ、宿題を見る、おなか減ったと言う。。。集中して家事をして終わらせてしまいたいのに、集中できない、途中で中断せざるを得ない、じゃまされる、などで全く自分のペースで進められません。これが一つの育児ノイローゼになる理由かもしれません。

しかし何とかやっているうちに不慣れな家事も慣れてきて、それなりに回せるようになってきました。

妻と三男が家に帰ってくる

いよいよ妻と三男が家に帰ってきます。しばらくは妻は寝ていないといけませんし、三男も外にはいけません。二人が寝れる場所をセッティングして迎えに行きました。

帰ってきてからも生活はそんなに大きく変わりません。妻は無理できないし、三男は寝ているだけ。赤ちゃんなので食事はおっぱい。基本的には三男の世話は妻に任せていました。ということで、パパは上二人の世話。

帰ってきてからは、沐浴もしました。思えば、長男が産まれたときは仕事が忙しくて、ほとんど妻任せでした。沐浴もほとんどしなかった気がします。次男が産まれたときは、仕事が落ち着いていたこともあり、「沐浴は俺の仕事だ」と思って、毎日のように沐浴をしていた記憶があります。三男も同じように沐浴をしようと思っていたのですが、妻が自分でやりたいという気持ちもあったようで任せました。沐浴をやる時は、今しかできないんだなと思いながらしていました。なかなか感慨深いものがありました。

子育てや出産で思うこと

育休をとったことで子どもと関わる時間が増えたことが一番よかったことです。勉強を見ることもそうですし、子どもを抱っこする時間が増えた、子どもの成長を日々感じるなど、近くにいる時間が増えたことでスキンシップが増えますし、感じることも多いです。

仕事が忙しく家に帰らなかったり、顔を合わせる機会が減ると、家族の優先度が低くなる気がします。そうするとますます仕事に比重が高くなり、仕事だけになっていくという悪循環になると思います。家庭を見返る機会を作るといっても、なかなか難しいこともわかりますが、どこかで一度リセットできるといいと思います。夏休みなど長めの休みをとったり、土日はしっかり休む習慣にするとか、家庭の時間が密になればなるほど、また家庭に向ける気持ちが増えて良い循環になると思います。

ワークライフバランスという言葉がありますが、仕事も大切、家庭も大切、バランスをとって行けることが重要かなと思います。