仮説検証を実施するときに気をつけること
最近気になっているキーワードで仮説検証がある。講演や書籍、仕事などで目にする機会が多い。
仮説を立てて検証するのは分析の基本だと思う。新しいことではないのだけど、今まで自分は意識してなかった。意識し始めたので気になるようになったのだろう。
仮説検証と言うのは、分析するときは普通にやっていると思う。分析して何かの統計値などを見るときは、こうなってるはずと思っていて、それはまさに仮説と言うことになる。
しかし重要なのは仮説検証していることを意識すること、仮説の意味を深く考えることだと思う。
仮説検証していることを意識する
意識することで何を証明したいか、結果どうなっていればよいかが明確になる。つまり具体的な行動として落とし込めるので作業がしやすくなる。
また分析していて想定と違う結果が出たら、次から次へと思い立った分析を続け作業が発散し、今何をやっているかわからなくなることがある。
仮説検証を意識することで、今何をやっているのか自分の位置が明確になり、発散しても戻りやすくなる。
仮説の意味を深く考える
仮説を立て検証しても想定どおりになることはまれだ。全く逆の結果が出たり、一部だけ想定通りだったりする。そこで仮説が間違っていたと早合点するのはよくない。仮説が誤っている場合もあるが、他の要因で結果が正しく出てない場合もある。これは想定通りの結果が出た場合も言えて、たまたまその結果になっている場合があるので注意が必要だ。
仮説の意味を深く考えることで、結果が仮説を証明しているのか、違う要因でたまたまその結果になっているかを考えることができる。
上記を注意して分析をするようにしているが、それでも分析作業が発散したり、深く考えず早合点することが多々ある。
実践を続けて、自然と出来るようになりたい。