What one likes, one will do well 〜好きこそ物の上手なれ〜

寄り道しながらも、最後は昔から好きな物理とプログラミングに戻ってくる。そんな男の思いをつづるブログです。

プログラミングするならコードを読もう

プログラミングするなら公式ドキュメントを読もう - What one likes, one will do well 〜好きこそ物の上手なれ〜」と言う記事を書いた。今回はコードを読む話。

 

公式ドキュメントでは全体像が理解できる。さらにAPIドキュメントはプログラミングをするときに必須になってくる。

ただし公式ドキュメントを読むには前提知識が必要になってくる。言語の知識はあることが前提だし、関連技術についても詳しくは説明してくれない。そのため前提知識がないと何が書いてあるかわからない場合が多い。途中でつまずいたら必要な知識がないと思った方がよい。

 

公式ドキュメントで理解出来なければコードを読むしかない。自分がしたいことに対して思ったとおりの結果が出ない、エラーになるなど、コードを読んで原因を調べる。

コードは具体的な処理であるため、なぜそうなるか原因がわかる。コードを読んでいると自分の知らない知識や関連している知識が見えてくる。そうなれば次に学ぶものがわかり、解決に近づけるだろう。

 

ただし注意が必要なのは、最後は公式ドキュメントに戻ること。コードは具体的過ぎて全体像が見えにくくなる。

「設定値を少し変えると動くからよし」ではなくて、公式ドキュメントと整合が取れているかが大切。設定値の変更を見逃してただけならよいが、公式ドキュメントに何も記載がなかったら裏技だと思った方がよい。根本的な考え方や前提が違っている場合が多い。

コードと公式ドキュメント、自分のやったことが整合取れている状態になって初めて理解出来てるし、正しい状態だ。

 

知識がついてくると公式ドキュメントだけで理解出来るし、正しくコードを書ける。公式ドキュメントだけで理解出来なければ、コードを読み、必要な知識を増やしていかないといけない。新しい技術ならなおさらだ。

コードを読むことは本当に勉強になる。自分の知識、技術を磨くためにも積極的にコードを読んでいこう。