宗教と私
宗教について考えることがある。うちの実家は仏教だ。昔おばあちゃんに「うちは仏教だよ。」と教えてもらったことがある。実家には仏壇があり、たまにお寺の和尚さんがお経を唱えに来る。葬式や何回忌などあれば、本をもらってよくわからないままお経を唱える。墓参りでも「南無阿弥陀仏」と唱える。
宗教とのつながりはその程度だった。世界三大宗教はキリスト教、イスラム教そして仏教とならった。海外のキリスト教やイスラム教は熱心に活動しているイメージがある。週末は教会に行くとか、毎日礼拝するとか、そんなイメージだ。
日本では宗教を表に出す人は少ないし、実際に無宗教という人が多い気がする。私自身たまにお寺に行くことはあるが、ほぼ無宗教と言っていい気がする。
ただ昔のおばあちゃんの言葉はずっと残っていて、自分は仏教なんだと言う気持ちはある。
そんな中、少しお経を唱えてみるか、宗教と触れ合ってみるかと思うことがあった。
プログラミング言語のPythonでimport thisと入力するとThe zen of Pythonと出力される。禅と言うと禅宗、仏教だ。かと言って仏教の話ではなくて、Pythonの信念というか考え方がその後に続く。禅と表現して、Pythonにおける原則を示しているのだと思う。
宗教は人生の原則を教えてくれるものだと思っている。人生における原則を持つために、お経を唱えてみようかと思ったわけだ。1日10分程度なので試してみようと思う。