What one likes, one will do well 〜好きこそ物の上手なれ〜

寄り道しながらも、最後は昔から好きな物理とプログラミングに戻ってくる。そんな男の思いをつづるブログです。

質実剛健・自主自律

質実剛健・自主自律

 

高校の校訓でした。高校の同窓会紙で久しぶりに見て、子育てに関連して思うこと、自分自身について思うことがありました。そして、これからの座右の銘にしていこうと感じたので、その気持ちを忘れないようにブログを書きます。

 

子育てで悩む一つとしてしつけがあると思います。育児雑誌を読むと、「ほめて育てる」みたいな言葉をよく見ます。一方で甘やかし過ぎないよう叱ることや厳しくすることも必要だと思います。

相反する意見があり、しかも「ほめる」「叱る」「厳しくする」が強調されて、本来の子育てで目指すところが見失いがちになると思います。

ある講演の受け売りですが、私が子育てで目指すところは、「子どもがジリツ」することです。恥ずかしながら「ジリツ」に「自立」と「自律」があることは今回ブログを書き始めて知りました。

自立と自律の意味・違い|5分でわかりやすく!カンタン解説【仕事の例】 | みんなのキャリア相談室

校風の「自主自律」にある通り、目指すところは「自律」、むしろ「自主自律」だと感じました。

「自主自律(じしゅじりつ)」の意味や使い方 Weblio辞書

リンク先にある通り、「自発的に自分自身で考えて行動し、自分自身の規範に従って己を律すること」です。表現が適切かわかりませんが、子どもには「一人前の大人」になって欲しい、それが「自主自律」であると感じました。

子育てで目指すところが、子どもの「自主自律」であるなら、「ほめる」「叱る」など手段に注目するのではなく、「自主自律」を実現できるようにしつけるのが重要だと思います。目指すところが明確であるなら、しつけでどうすれば分からなくなっても、目指すところを思い出しなおせばよいと思います。

 

次に「質実剛健」です。こちらも今回のブログを書くにあたって、再度調べなおしました。

質実剛健(しつじつごうけん)の意味・使い方 - 四字熟語一覧 - goo辞書

「中身が充実して飾り気がなく、心身ともに強くたくましいさま。」です。

中身がないのに表面上よく見せることより、中身が充実している方がよいです。そして生きていく上では、心身ともに強いことが重要です。気持ちを強く持ち、肉体的にも健康で強くあることで、できる幅が広がると思います。

子どもにそうあって欲しいと願うとともに、自分もこうありたいと感じました。

 

今更ながら高校の校訓の意味を知り、自分の座右の銘としたいとまで感じました。子育てしているので、子どもにそうあって欲しいし、そうなるように子育てをしていきたいと思いました。それとともに自分自身の座右の銘としても心にとどめておきたいと思います。