What one likes, one will do well 〜好きこそ物の上手なれ〜

寄り道しながらも、最後は昔から好きな物理とプログラミングに戻ってくる。そんな男の思いをつづるブログです。

ウッドデッキをDIY~木材選び~

ウッドデッキをDIYしようと思いついて最初に悩むのは木材選びです。
費用のほとんどは木材といっていいですから、値段と品質と天秤にかけながら決めるのが難しいです。

まず私が選んだのは「ひのき」。近所の木材屋さんで購入しました。
ホームセンターやネットショップではなく、道を歩いていて気になった木材屋さんで購入しました。
決め手になったのは、ウッドデッキの木材を相談しに行って、実際にその「ひのき」でウッドデッキを作った話を聞いたから。ウッドデッキを作って7年ほどで一部補修をしたそうです。それも物を置いていた部分があり、そこが腐ったからだとか。その話を聞いて、7年ほどもつならまずまずか。が私の印象でした。

・購入したひのき

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ちなみに木材はソフトウッド(やわらかく加工しやすいが腐りやすい)とハードウッド(かたくて加工しにくいが腐りにくい)に大きく分かれるようです。ウッドデッキは外で雨ざらしにされるものですから、腐りやすい環境にあります。そのためプロがウッドデッキを作るとハードウッドを選ぶようです。


以下に検討した木材と考慮点をまとめました。

木材 値段
(2×4相当)
加工性 耐久性 備考
SPF 1,100円 しやすい 腐りやすい 腐りやすくウッドデッキには勧められないことが多い。DIYの雑誌などの実例では使われている例もよく見る。
ひのき 1,400円 しやすい 腐りやすい ネットで情報が少ないが安いものはSPFと同等と思う。高樹齢だと高価で腐りにくいのだと思う。
レッドシダー 2,200円 しやすい 少し腐りにくい ソフトウッドでは、ウッドデッキにお勧めされることが多い。別の木材屋さんにも勧められた。
イペ 6,800円 難しい とても腐りにくい ハードウッドで耐久性が一番信頼あると言われる。プロでも加工は大変で、ドライバーの先端が壊れることも。。。


私はDIY初心者で、ウッドデッキは初めてということもあり、高価で加工が難しいイペはまずはじめに除外しました。木材を購入したものの、ウッドデッキが完成しない可能性もありましたから。。。
そしてSPFも腐りやすいという話ばかり聞くので除外、最終的にはひのきとレッドシダーで迷いました。
どちらも加工しやすいからOK、それなら少しでも腐りにくいレッドシダーがよいかとも考えました。しかし最終的には、失敗する可能性があるから安いものを、そして7年もつならまあまあ、腐ってもDIYしたなら直せそうということで、ひのきにしました。
後から考えるとSPFでも同じ条件だったかもしれません。それだったら安いSPFでもよかったかもとも思いました。

ただ注意が必要なのは送料。ネットショップだと1本数百円だったりします。私は41本買ったので、それだけでも結構な送料になります。
ホームセンターだと無料で車を借りて自分で運べは送料無料です。
私が購入した木材屋さんでは、送料1000円でした。家の近くだったこともあり、軽トラ1台で持ってきてくれて、全て運んでくれたので助かりました。

ちなみに木材は送料やカットをしてもらったので加工代込みで、8万弱でした。ハードウッドにすれば数倍、レッドシダーでも1.5倍ほどになるので、木材の費用は悩むところですね。

結果的にはひのきにしてよかったなと思ったのは、加工のしやすさ。DIY初心者には加工性は一番重要だと思います。間違ってもハードウッドにはしない方がよいと思います。ソフトウッドの中でレッドシダーなど比較的腐りにくいものにするのはありかもしれません。
特に床板と違って、柱や根太などの部分は土台になる重要な部材です。腐っても補修するのが難しく、そこだけでも腐りにくいものを選ぶのはありかもしれませんね。