What one likes, one will do well 〜好きこそ物の上手なれ〜

寄り道しながらも、最後は昔から好きな物理とプログラミングに戻ってくる。そんな男の思いをつづるブログです。

ウッドデッキをDIY~設計(実体験)~

私が実際にどうウッドデッキの設計をしていったかを紹介したいと思います。
私自身DIY初心者ですので、間違いもあるかもしれませんがご了承ください。

1.庭の採寸とウッドデッキのイメージ
まず最初にやったのは庭の採寸をして、ウッドデッキの大きさを決めることです。私は手書きで簡単な絵を描きました。
画像は後でエクセルで作ったものですが、手書きでラフな感じで全く問題ないと思います。
ただ採寸したサイズは正確に書くことが重要だと思います。

 

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2.束石の位置を決める
次に束石の位置を決めます。ウッドデッキのイメージができているので、角の束石は決まっています。後は間の束石で間隔を決める必要があります。間隔はネットで調べて決めましたが、どうあれば正解なのか未だによくわかっていません。
私は根太や床板を2×4相当の板で作る予定だったので、床板方向は700mm、床板と垂直方向は1200mmとしました。床板方向は600mmぐらいがよいようでしたが、束石の数を減らすために、キリのいい700mmにしました。強度を考えるとよくないですが、束石つまり束柱が減ると、その分根太の数も減り、木材の費用が浮くので、少し間隔をあけました。

3.実際に束石を置いて位置を最終決定する
束石の位置を決めたのですが、実際に束石を置いて位置を最終決定しました。私の場合は庭に枕木があり、さらに空いているスペースギリギリまでウッドデッキを作ろうとしていたため、実際に束石を置いてみると置けない可能性があったからです。特に枕木がある場所はコンクリートで固定してあったため、実際にコンクリートとぶつかって置けない場所もありました。実際に置いてみると、机上では分からないことが発見できるため重要です。

4.必要な木材を見積もる
束石の位置が決まってしまえば、木材の見積もりができるため、どのような構造にするかに合わせて、必要な木材を見積もりました。
まずは束柱、高さは家の掃き出し窓から楽に出れる高さとしました。またフェンスやパーゴラを作ったので、その部分は必要な高さにしました。フェンスは2m、パーゴラは2.5mにしました。
その次に根太です。束石の間隔をあけたため、強度を少しでも出そうと根太は束柱を挟む形で設計しました。束石の位置が決まっていると長さも決まります。
後は床板です。数mmの間隔をあける想定で、何枚いるかを計算しました。
ここは多少計算が必要ですが、実際に束石を置いてからの見積もりだったので、安心してできました。

木材を見積もれれば設計も完了です。後は木材を購入してウッドデッキを完成させるだけです。
ちなみにウッドデッキの作成に必須の工具が、インパクトドライバーと丸ノコとある本に書いてありました。しかし私は丸ノコを使いませんでした。ホームセンターでレンタルできるので使うことはできたのですが、子どもがいるし、自分自身も使ってけがしそうで怖くてやめました。
丸ノコはウッドデッキを作りながら、実際に合わせてサイズを調整したり、最後の仕上げでそろえるのに使ったりと、とても便利そうでした。しかし最初に束石の位置を決めて、サイズを決めてしまえば、丸ノコがなくてもできました。
木材は購入した店で1カット数十円ぐらいでカットしてもらえるので、サイズを指定して全てカットしてもらいました。木材が届いたら後は組み立てるだけだったので、とても楽でした。設計をしっかりとやっていれば、危険な工具も使わなくてもよいので、設計は重要です。