What one likes, one will do well 〜好きこそ物の上手なれ〜

寄り道しながらも、最後は昔から好きな物理とプログラミングに戻ってくる。そんな男の思いをつづるブログです。

町内会や学校、消防団など地域の活動は大切

最近、町内会や学校、消防団に触れる機会が増えた。こういった地域に根差した組織や活動というのは重要だと感じた。

町内会は、地域の交流や安全。祭りや旅行、防災訓練やパトロールといった活動を行っている。祭りなんかは人がたくさん集まり、子どもも楽しみにしている。防災の面でも毎年訓練やパトロールなどの活動を行っているし、災害時の対策についても情報が集まっている。

学校の重要性は語るまでもないが、子どもの教育のため必須だ。学校は子どものためにすごくよくやってくれていると感じ、先生方の仕事っぷりを見ていると頭が上がらない。また災害時の避難場所にもなっており、もしもの時のためにも大切だ。

消防団は、火事など何かのときのために出動する。危ない仕事だが、地域の人のボランティアで成り立っており、参加している方はすごいと思う。

 

地域の組織や活動の重要性は感じるものの、町内会や消防団、学校でいうとPTAなど、基本的にボランティアの活動になる。そういった活動に参加する人が減っているのが残念だと感じる。昔からその地域に住んでいる人は参加している率は高いと思うのだが、新しく来た人は参加率が低いのだろうと思う。私も今の地域に引っ越してきて、しばらくは町内会に入ってなかった。そのため色んなイベントや活動について知らなかった。

子どもが小学校に入り、PTAに関わり、町内会に関わり、消防団の人と知り合いになり各種イベントに参加して、少しずつ関わりが増えてきた。関わりが増えるともに、その重要性を感じるようになってきた。

 

こういったコミュニティ活動に参加していると、参加する人の数は重要だと感じる。人を増やしていく活動は重要で、コミュニティ活動自体が回らなくなる。毎回参加する主要な人はある程度固定されるのは仕方がないが、何かやるときに協力要請できる母数が大きくないと人を集めることが難しく、何もできなくなる。

 

そこで人を増やすのにどうするかと考えたところ、今の地域にずっと住める状態が大切なのではないかと思った。その地域に住んでいれば町内会や学校、消防団に関わる機会ができる。関わりがあれば、参加に対して抵抗感が少なくなるし、多少の義務感も出てくると思う。

私は田舎から東京に出てきてしまったのだが、田舎では青年団だったり、町内会のイベントに参加していたので、そのまま住んでいれば、そういった活動にも参加していたと思う。東京に来て新しい場所なので、最初は町内会などに参加できてなかったが、一度参加すると今後も参加しようという気になる。

そうやって大人が参加すれば、子どもも参加して、大きくなった時にそのまま地域の活動に参加していくようになるのではないか。

 

では、ずっと住める地域はどのように作るのか。1つ重要だと思うのは仕事だ。私の場合は、仕事で都内に1時間半ほどかけて通勤している。これだと町内会などに参加するのは結構大変だ。平日は朝早く夜は遅いので、町内会の活動をするとすると土日だ。土日がつぶれるのはちょっととなると思う。

一方、地域で仕事をして通勤時間があまりかからなければ、平日の会合や活動にも参加しやすくなる。地域で仕事をしているので、地域との交流も多くなると思う。そのためには、地域で仕事を創出したり、リモートワークなどが必要なのだと思う。最近よく言われる働き方革命が大切なのだろう。

 

町内会や学校、消防団などの地域のコミュニティ活動は大切だ。地域を活性化するために、そういった活動に積極的に参加していきたい。一方、本当に活性化するためには、根本的に変える必要があるのだと感じる。自分でも何かできることがないか、考えていきたい。